フランク・シナトラの知識

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マフィアとの関係


シナトラは、その生涯にわたってイタリア系マフィアとの黒い噂が絶えなかった。なお、この事は周知の事実であったにもかかわらず、インタビューの際にシナトラにマフィアとの関係を尋ねることはタブーとなっており、実際に尋ねてしまった際にはインタビューは即時中断し、インタビュアーは2度とシナトラに対するインタビューをすることはできなかった。なお、有名なニュースアンカーのウォルター・クロンカイトがシナトラにマフィアとの関係を尋ねてしまった際には、インタビューは中止されたがその後再開し、シナトラより「興業主がマフィアであると知らず同席することはあった」との説明があったに止まった。

「ゴッドファーザー」


『地上より永遠に』の脇役に抜擢されるまでのエピソードは、後にイタリア系マフィアの血族を描いた映画『ゴッドファーザー (映画)|ゴッドファーザー』で取り上げられ有名になる(映画上ではさすがに実名ではなく、「ジョニー・フォンテーン」と言う芸名になっている)。その後、あるパーティーに「ゴッドファーザー」の原作者のマリオ・プーゾが同席していて、知人がプーゾをシナトラに紹介しようとしたら「Fuck off(うせろ)!!」と怒鳴ったのは有名な話である。

ケネディ大統領との関係

ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺の黒幕の一人と言われるイタリア系マフィアの大ボス、サム・ジアンカーナとはシナトラの歌手デビュー当時から密接なつき合いがあり、また、ケネディ大統領とその死の直前まで交際があったマリリン・モンローを紹介したのがシナトラあった。なお、ジアンカーナの情婦であったジュディス・キャンベルは昔フランク・シナトラのガールフレンドだったとも言われている。

ケネディ大統領暗殺事件


娘のナンシー・シナトラ|ナンシーによれば、ケネディが1960年の大統領選挙に立候補する際、ケネディの父親で、密造酒商売を通じてマフィアと繋がりが深く、禁酒法時代に密造酒製造・販売で財を成してのし上がった過去があるジョセフ・パトリック・ケネディが、ショービジネス界を裏で握っているサム・ジアンカーナに選挙運動に協力するように頼んでほしい、とシナトラに頼んだと証言している。その上シナトラ自身も、上記のように深い関係にあったケネディのために友人のマフィアとともに労組票の取り纏めを行うなど協力した。しかしケネディは大統領当選後、ケネディ家とマフィアとの関係を怪しんだジョン・エドガー・フーヴァー|フーバーFBI長官(当時)がケネディ大統領に目をつけたため、マフィアの協力で大統領に当選したケネディはその事が表ざたになることを恐れ、大統領就任後にはマフィアとの繋がりがあるシナトラを露骨に避けた上、この様な事実のもみ消しのために弟のロバート・ケネディがマフィアを徹底的に取り締まると発表した。このような無礼な仕打ちに怒ったシナトラは徐々に反ケネディに傾いて行き、しまいにはケネディのライバルであるリチャード・ニクソンと密接な関係を結ぶまでになった。この事が「ケネディ大統領暗殺の際にシナトラが何らかの役割を果たしたのではないか」、「ケネディ兄弟の暗殺はこの裏切りに対する報復であっただろう」と言われる根拠となっている。ちなみにシナトラはケネディ大統領暗殺事件の直後、自分が出た映画「3人の狙撃者」のフィルムを回収して回った。なぜなら、そこでのシナトラの役は大統領狙撃未遂の主犯だったからである。 

FBI資料


なお、前記のジアンカーナの他にもカルロ・ガンビーノやラッキー・ルチアーノなどのイタリア系マフィアの歴代の大ボスとの交流があったことが、連邦捜査局|FBIの資料で公になっており、その資料は合計で2,403ページにも及ぶことから、いかに深く広いつき合いがあったかわかる。

Quotation:Wikipedia - Article - History  License:GFDL

 

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